「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」とは — あらすじ・配信情報
「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌(原題: 이상한 변호사 우영우/英題: Extraordinary Attorney Woo)」は、2022年6月29日から8月18日までENAで放送された全16話の法律ヒューマンドラマです。Netflixで全世界同時配信され、放送期間中に非英語部門の世界ランキング上位に入る反響を呼びました。2026年7月時点もNetflixで視聴でき、配信状況は変動する場合があります。
自閉スペクトラム症でありながら驚異的な記憶力を持つ新人弁護士ウ・ヨンウ(パク・ウンビン)が、大手法律事務所「ハンバダ(한바다)」に採用されるところから物語が始まります。毎話ごとに扱う事件が変わるケース・オブ・ザ・ウィーク形式に、同僚のイ・ジュノ(カン・テオ)との恋愛模様、クジラをめぐるヨンウの独特な視点が重なり、法廷劇でありながら温かい人間ドラマとして支持されました。
この作品の特徴は、法律事務所や法廷といった屋内シーンだけでなく、ヨンウの故郷や、ジュノとのデートで訪れる景勝地までロケ地が全国に広がっている点です。ソウル都心から日帰りで行ける場所もあれば、水原・江華島のように少し足を延ばす必要がある場所、昌原・済州のように1泊以上の計画が要る場所まで幅があります。
登場シーン別ロケ地一覧
まずはソウルから近い順に、代表的なロケ地を一覧で見てみましょう。
| エリア | ロケ地 | 作中の場面 | アクセス |
|---|---|---|---|
| ソウル・江南 | センターフィールド(センターフィールド イーストタワー) | 法律事務所「ハンバダ」の外観、ヨンウとジュノが出会う回転ドアのシーン | 2号線・水仁盆唐線 宣陵駅5番出口から徒歩約10分 |
| ソウル・中区 | 徳寿宮 石垣道(돌담길) | ヨンウとジュノが初めて手をつなぐ第10話のデートシーン | 1号線・2号線 市庁駅2番出口から徒歩約1分 |
| 京畿道・水原 | 行理団街(行宮洞カフェ通り)の日本식食堂「カザグルマ(카자구루마)」 | ヨンウの父が営む「ウ・ヨンウキムパ」の外観 | 水原駅からバスまたはタクシーで約15分、華城行宮から徒歩圏内 |
| 仁川・江華島 | 長花里(장화리)日没照望地 | ヨンウとジュノが西海の夕日を見つめるデートシーン | ソウル新村・松亭駅から江華ターミナル行きバスで約1時間〜1時間30分、ターミナルから路線バスまたはタクシーでさらに約20分 |
| 慶尚南道・昌原 | 大山面東部マウルの榎(えのき)の木 | 第7〜8話、ヨンウの故郷「ソドクドン」を象徴する樹齢500年の保護樹 | 昌原市内からタクシーまたは車で約30〜40分 |
| 済州島・西帰浦 | セヨン橋(새연교) | 同僚のクォン・ミヌとチェ・スヨンが並んで歩くシーン | 天地淵瀑布のすぐそば。西帰浦市内からバスまたはタクシーで約15分 |
センターフィールド — 法律事務所「ハンバダ」の回転ドア
宣陵駅と駅三(ヨクサム)駅の中間に位置するオフィスビル「センターフィールド」は、ヨンウが初出社した日にジュノと鉢合わせする回転ドアのシーンをはじめ、ハンバダ法律事務所の外観として繰り返し登場します。ツインタワー構成の大型オフィスビルで、現在も多くの企業が入居する現役の業務施設です。ロビーや上層階は関係者以外立ち入れないため、見学は外観と1階のパブリックスペースにとどめるのがマナーです。周辺は江南のオフィス街で、飲食店も多く休憩を挟みやすい立地です。
徳寿宮の石垣道 — 初めて手をつないだ道
市庁駅のすぐそばにある徳寿宮の石垣沿いの道は、ソウルでも指折りの人気デートスポットで、ヨンウとジュノが初めて手をつなぐ第10話の名場面に使われました。銀杏並木としても知られ、季節によって表情が大きく変わります。徳寿宮自体は入場料(大人1,000ウォン/約110円、2026年7月時点)を払えば見学でき、石垣道は無料で歩けます。市庁駅から徳寿宮を経て光化門方面まで歩けば、他の宮廷や史跡ともあわせて回りやすいエリアです。
水原・行理団街「カザグルマ」— 実は김밥屋ではない
ヨンウの父が営む김밥(キンパ)屋として登場した店舗の外観は、水原・行宮洞のカフェ通り「行理団街」にある日本식食堂「カザグルマ」で撮影されました。実際にはうどんや丼を提供する店で、劇中の「ウ・ヨンウキンパ」の看板は撮影用に設置されたものです。撮影から数年が経ってもファンの来訪が絶えないスポットで、周辺には行宮洞の伝統家屋を改装したカフェや雑貨店が集まっているため、水原華城の観光とあわせて歩く人が多いエリアです。訪問前には最新の営業状況を地図アプリなどで確認しておくと安心です。
江華島・長花里日没照望地 — 西海に沈む夕日を見たピンクの展望台
江華島南西部の海岸に整備された長花里日没照望地は、ピンク色のウッドデッキが特徴の展望スポットで、ヨンウとジュノが西海の夕日を見つめるデートシーンの舞台になりました。入場・駐車ともに無料ですが、周辺は軍の統制区域に近く、ドローン撮影や無許可の航空撮影は禁止されています。ソウル中心部からはやや距離があるため、日没時刻に合わせて午後遅くに出発するのが現実的です。
足を延ばすなら:昌原の榎の木と済州のロケ地
ヨンウの故郷「ソドクドン」の象徴として第7〜8話に登場する榎(えのき)の大木は、慶尚南道昌原市大山面の東部マウルにある村の保護樹です。樹高16m、樹齢500年と伝わる老木で、放送後は村の当山祭(村の安寧を願う祭事)と合わせて紹介されることも増えました。ソウルから日帰りで往復するには距離があるため、釜山方面の旅程に組み込むのが現実的です。
済州島では、天地淵瀑布近くのセヨン橋や、済州市朝天邑北村里の岩場「チャンコム」がロケ地として使われています。特にチャンコムは、登場人物が新婚旅行の思い出を回想する静かなシーンの舞台で、済州観光の定番ルートからは少し外れた場所にあります。済州を訪れる旅程がある人は、他の観光スポットと組み合わせて立ち寄るとよいでしょう。
モデルコース:日帰りで回るなら/2日以上かけるなら
ソウル滞在中に日帰りで回るなら、市庁駅の徳寿宮石垣道と江南のセンターフィールドの2箇所を軸にするのが効率的です。地下鉄だけで移動でき、周辺の観光やカフェ巡りとも組み合わせやすい組み立てです。
もう少し時間が取れるなら、水原の行理団街を1日かけて訪れ、カザグルマの外観を見つつ華城行宮や行宮洞のカフェ街を歩くコースがおすすめです。水原駅までソウル駅から電車で約40分、行理団街までは駅からバスかタクシーで15分ほどです。
江華島まで足を延ばす場合は、日没時刻を軸にした半日〜1日の計画にしましょう。ソウルからの往復に3時間前後かかるため、江華島内の他の観光(伝燈寺・江華歴史館など)と組み合わせると移動の効率が上がります。昌原・済州は韓国旅行全体の日程に組み込む必要があり、この作品のロケ地だけを目的に訪れるにはハードルが高いエリアです。
訪問時のTips
マナーと現状の確認
センターフィールドは現役のオフィスビルのため、業務時間中の大声での撮影や関係者エリアへの立ち入りは避けましょう。カザグルマは実在の飲食店として営業しているため、撮影目的だけで長時間居座らず、食事や買い物を伴う利用を心がけると店舗への配慮になります。昌原の榎の木は村の保護樹かつ信仰の対象でもあるため、根元に立ち入ったり枝に触れたりしないようにしましょう。
アクセスの基本
ソウル市内の移動は地下鉄とT-moneyカードで十分にカバーできます。乗り換えの基本はソウルの地下鉄・バスの乗り方完全ガイドで確認しておくとスムーズです。江華島や水原など郊外エリアはバスと地下鉄の乗り継ぎが必要になるため、時間に余裕を持ったスケジュールを組みましょう。訪れる季節によって現地の景色や日没時刻は変わるので、韓国旅行のベストシーズン・旅行カレンダーもあわせてチェックしておくと安心です。
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あわせて巡りたい他作品のロケ地
徳寿宮の石垣道を歩いた後は、すぐ近くの景福宮(キョンボックン)完全ガイドで紹介している景福宮まで足を延ばし、宮廷めぐりをまとめて楽しむのもおすすめです。他の話題作のロケ地もあわせて回りたい場合は、ソウル市内のドラマ聖地を横断的に紹介するソウルの韓国ドラマ聖地10選【2026年版】もチェックしてみてください。
まとめ:法廷劇の舞台裏は、ソウル郊外まで広がっている
「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」のロケ地は、江南のオフィスビルや市庁駅の石垣道のようにソウル中心部で気軽に立ち寄れる場所から、水原・江華島のように半日〜1日かけて訪れる場所、昌原・済州のように旅程全体の中で計画する場所まで幅があります。すべてを1回の旅行で回りきろうとせず、自分の滞在日数に合わせて優先順位をつけるのが満足度を上げるコツです。
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