トッケビ 〜君がくれた愛しい日々〜(도깨비)ロケ地完全ガイド【2026年版】江陵・ソウルの聖地とカフェ巡り

·9分で読めます

「トッケビ」とは — あらすじ・配信情報

「トッケビ 〜君がくれた愛しい日々〜(原題: 쓸쓸하고 찬란하神-도깨비/英題: Goblin)」は2016年12月〜2017年1月にtvNで放送された恋愛ファンタジードラマです。939年生きた不死身の「トッケビ」キム・シン(コン・ユ)と、彼だけに見える死神(イ・ドンウク)、そしてトッケビの花嫁として運命づけられた女子高生ジ・ウンタク(キム・ゴウン)の物語で、放送終了から10年近く経った今も「泣ける韓国ドラマ」の代表格として語られ続けています。日本ではNetflix・Prime Video・Huluなどで配信されており、2026年7月時点でいつでも視聴できます(配信状況は変動する場合があります)。

物語の中心はソウルですが、印象的なシーンの多くは江原道・江陵(カンヌン)や京畿道・安城(アンソン)で撮影されています。放送10年近くが経った2026年も現地の看板やSNSの投稿で「トッケビの海」と紹介されるほど定着したスポットもあり、韓国旅行の目的地としての人気は今も色褪せていません。本記事では今も実際に訪れられる国内ロケ地を中心に、モデルコースとアクセスをまとめました。

登場シーン別ロケ地一覧

まずは代表的なロケ地を一覧で見てみましょう。海辺の防波堤から由緒ある寺院まで、作品の「幻想的な世界観」を支えたロケーションが並びます。

エリアロケ地作中の場面アクセス
江原道・江陵注文津(チュムンジン)防波堤ウンタクとシンが運命的に出会う第1話の名場面KTX江陵駅からバス(300番系統)約40分
ソウル・安国雲峴宮洋館(徳成女子大学鍾路キャンパス内)シンの自宅の外観として登場3号線 安国駅4番出口すぐ
京畿道・安城石南寺(ソンナムサ)シンが弟と王女の名を書いた灯籠を飛ばす場面ソウルから車で約1時間
京畿道・安城ミレネ聖地 大聖堂ウンタクがトッケビを呼び出す重要な場面ソウルから車で約1時間

江陵・注文津防波堤 — 赤いマフラーの少女と出会う海

第1話、誕生日ケーキのろうそくを吹き消したウンタクの前に忽然と現れたシンとの出会いのシーンは、江原道江陵市注文津邑の防波堤で撮影されました。東側1km・西側200mの二つの防波堤からなる漁港で、赤白の灯台と東海の荒波を背景に写真を撮れることから、放送から10年近く経った今もドラマファンの定番スポットになっています。入場料はかかりません。周辺の飲食店では赤いマフラーや花束の貸し出しをしているところもあり、シーンを再現した記念撮影を楽しむファンも見かけます。早朝か夕方は人が少なく、波の音がよく聞こえるのでおすすめの時間帯です。

ソウル・安国 — 雲峴宮洋館はトッケビの「家」

史跡に指定されている雲峴宮の敷地内にある洋館は、シンの邸宅の外観として使われました。1912年頃に建てられたルネサンス様式の洋風建築で、現在は徳成女子大学鍾路キャンパスの一部になっています。地下鉄3号線・安国駅4番出口を出てすぐという立地の良さもあり、ロケ地巡りの中で唯一ソウル中心部で完結するスポットです。キャンパス内のため見学は基本的に外観のみですが、周辺の北村・仁寺洞エリアと合わせて歩きやすいのが利点です。

安城・石南寺 — 灯籠を空に放つ幻想的なシーン

新羅時代創建と伝わる古刹・石南寺は、シンが弟キム・ソンと死んだ王女の名を書いた灯籠を夜空に飛ばす、作品の神秘的な雰囲気を象徴するシーンの舞台です。ソウルから車で1時間ほどの京畿道安城市金光面にあり、山あいに静かに佇む境内は撮影当時の雰囲気をそのまま残しています。地味な地方寺院ながら、撮影地として知られてからは写真愛好家の訪問も増えました。公共交通の便はあまり良くないため、レンタカーか安城市内からのタクシー利用が現実的です。

安城・ミレネ聖地 — ウンタクがトッケビを呼び出した大聖堂

石南寺から車で15分ほどの「ミレネ聖地」は、朝鮮時代のカトリック迫害の歴史を伝える巡礼地です。「ミレネ」は韓国語で「天の川」を意味し、韓国人初のカトリック司祭・金大建(キム・デゴン)神父ゆかりの地としても知られています。境内の大聖堂は、ウンタクが初めてトッケビを呼び出す印象的な場面に登場しました。宗教施設としての静けさを保つ場所のため、大声での会話や過度な撮影は控え、他の参拝者への配慮を忘れないようにしましょう。

このほか、シンとウンタクが初めてキスをする場面は全羅北道・高敞(コチャン)のそば畑で撮影されました。ソウルや江陵からはかなり距離があるため日帰りでの組み込みは現実的ではありませんが、そば畑が見頃を迎える初秋に高敞方面を旅行する予定がある人は候補に入れておくとよいでしょう。また、シンが剣の炎を消す象徴的な雪のシーンはカナダ・ケベックのプティ・シャンプラン地区で撮影された海外ロケです。「韓国国内だと思っていたら実は海外だった」というパターンもあるので、聖地巡礼の計画ではシーンごとに撮影地を確認しておくと現地でのがっかりを防げます。

モデルコース:1日で回るなら/2日で回るなら

ロケ地がソウル・江陵・安城の3方向に分かれているため、滞在日数に応じてコースを絞るのが現実的です。

ソウル滞在が1日しか取れない場合は、安国駅の雲峴宮洋館だけを北村・仁寺洞散策のついでに立ち寄るのが効率的です。地下鉄で行き来できるので、他の観光と無理なく組み合わせられます。

2日ある場合は、1日目にソウル市内、2日目に江陵か安城のどちらかを日帰りで組み合わせるのがおすすめです。江陵へはソウル駅からKTXで約2時間、片道27,600ウォン(約2,900円、2026年7月時点)ほどで、安城へは車で約1時間とアクセスの性格が異なります。鉄道と徒歩・バスで完結させたいなら江陵、自由に立ち寄りたいならレンタカーで安城が回りやすくなります。両方を1泊2日でまとめて回るのは移動距離的に厳しいため、どちらか一方に絞って濃く楽しむ方が満足度は高くなります。

訪問時のTips

撮影マナーと混雑への配慮

注文津防波堤は放送から時間が経った今も週末や連休には観光客で賑わいます。防波堤は本来漁業のための施設でもあるため、柵の外に出たり漁具に触れたりせず、足元に注意して歩きましょう。ミレネ聖地は現役の巡礼地なので、静粛な雰囲気を保つことも忘れずに。

アクセスの基本

ソウル市内は地下鉄とT-moneyカードだけで十分に回れます。乗り換えの基本はソウルの地下鉄・バスの乗り方完全ガイドで確認しておくとスムーズです。江陵へはソウル駅からKTXで約2時間、安城へは公共交通よりレンタカーの方が効率よく回れます。訪れる季節によって現地の景色は大きく変わるので、韓国旅行のベストシーズン・旅行カレンダーもあわせてチェックしておくと、防波堤の荒波や高敞のそば畑など季節感のある景色に出会いやすくなります。

江陵まで足を延ばすなら、注文津防波堤だけで日帰りにするのはもったいない距離です。KTX江陵駅周辺にはアンモク海辺のコーヒー通りなど「トッケビ」とは直接関係のない江陵の名物スポットも多いので、聖地巡礼と合わせて1〜2軒立ち寄る余裕を持たせるとせっかくの遠出が満足度の高いものになります。

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あわせて巡りたい他エリア・作品のロケ地

安国駅周辺で聖地巡礼を終えたら、休憩がてらソウルのカフェ文化完全ガイドで紹介している近隣のカフェ街に足を延ばすのもおすすめです。他の話題作のロケ地も合わせて回りたい場合は、「愛の不時着」ロケ地完全ガイド「梨泰院クラス」ロケ地完全ガイドも参考になります。ソウル市内のドラマ聖地を横断的に回りたい人はソウルの韓国ドラマ聖地10選【2026年版】もチェックしてみてください。

まとめ:江陵と安城、性格の違う2つの聖地を楽しむ

「トッケビ」のロケ地は、荒波の防波堤が印象的な江陵、由緒ある寺院と聖地が並ぶ安城、そしてソウル中心部の雲峴宮洋館と、それぞれ全く違う表情を持っています。1泊2日で欲張って全部を回ろうとするよりも、江陵か安城のどちらかに的を絞って、移動時間に余裕を持たせた計画にする方が満足度の高い旅になります。

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