
Google翻訳 vs TabiReco|韓国レシート翻訳精度を実測比較【2026年版】
韓国旅行で困るレシート翻訳。Google翻訳・Papago・TabiRecoの3つのアプリを実際に比較し、精度・機能・おすすめの使い分けを徹底解説。無料と有料の違いが丸わかり。
韓国レシート翻訳の3つの選択肢
韓国旅行中、ふとレシートに目をやると…ハングルと数字の嵐。「これ何買ったっけ?」「합계(ハプゲ=合計)ってどこ?」「日本円でいくらだったの?」と混乱した経験、ありませんか?
特にオリーブヤングやダイソー(다이소)での爆買い後、レジを離れてから「あれ、ちゃんと割引されてた?」と不安になるのは韓国旅行あるあるのひとつ。2026年現在、韓国のレシートを日本語に変換できるツールは主に3つあります。それぞれの特徴をまず整理しましょう。
Google翻訳カメラ機能
言わずと知れた無料翻訳アプリ。カメラをかざすとリアルタイムで翻訳してくれる「カメラ入力」が便利です。韓国語→日本語の翻訳精度は年々向上しており、簡単な単語やメニュー名ならそこそこ読めるレベル。ただしレシート特有のフォーマット(略語・商品コード・改行の多さ)には苦戦しがちです。
たとえば「바나나맛우유(バナナ味牛乳)」はほぼ正確に訳せますが、「1+1」「덤증정(おまけ付き)」「적립(ポイント積立)」といったレシート頻出の表現は、直訳されて意味が取りにくいことがあります。
Papago カメラ翻訳
NAVERが開発した翻訳アプリで、韓国語の翻訳精度は「Google翻訳より上」と感じるユーザーも多い実力派。画像翻訳機能があり、レシートを撮影するとテキストを認識して翻訳してくれます。韓国語特有の表現やスラングにも比較的強いのがメリットです。
明洞(명동)の屋台や弘大(홍대)周辺の飲食店で手書きメニューを読む場面など、「リアルタイムに意味を知りたい」シーンではPapagoが頼りになります。ただし、レシートの"管理"という観点では後述するとおり物足りなさが残ります。
TabiReco のAIレシート読み取り
TabiRecoは「翻訳」だけでなく、翻訳・円換算・記録を同時にこなす韓国旅行特化のレシート管理ツール。レシートを撮影するだけで、商品名の日本語訳・ウォン→円のリアルタイム換算・カテゴリ分類までAIが自動処理します。
翻訳アプリが「辞書」なら、TabiRecoは「家計簿+翻訳+レポート機能がひとつになったアシスタント」。そもそもの設計思想がまったく異なる、という点が重要です。
実際に同じレシートで比較してみた
ここからは、韓国旅行でよくもらう3種類のレシートを使い、各ツールの読み取り結果を比較していきます。筆者が実際に現地で収集したレシートをもとにした検証です。
コンビニレシート(簡単な例)
弘大入口駅近くのCU(韓国の大手コンビニ)で、물(水)・김밥(キンパ)・바나나맛우유(バナナ牛乳)を購入した場合のレシートです。合計金額は約4,500ウォン(日本円で約480円)。商品数が少なく文字もシンプルなので、最もハードルが低いパターンですね。
比較ポイント | Google翻訳 | Papago | TabiReco |
|---|---|---|---|
商品名の翻訳 | △ 一部文字化け | ○ ほぼ正確 | ◎ 商品名+日本語訳を並記 |
金額の読み取り | ○ | ○ | ◎ 円換算も自動表示 |
読みやすさ | △ 原文に重ねて表示 | ○ 画像上に翻訳 | ◎ リスト形式で整理 |
コンビニレシートなら正直、Papagoでも十分読めます。「とりあえず今この場で意味が知りたい」だけならPapagoでOKです。ただし「あとでこのレシートを見返したい」「旅費の記録に残したい」となると、この時点ですでにTabiRecoに軍配が上がります。
オリーブヤングレシート(長文・商品名多数)
韓国旅行の"本番"とも言えるオリーブヤング(올리브영)の爆買いレシート。明洞本店や江南(강남)店では1回の買い物で合計金額が10万ウォン(約1万円)を超えることも珍しくなく、商品名が10〜20行にわたります。ブランド名はアルファベット(例:COSRX、Beauty of Joseon)・商品スペックは韓国語・割引情報は数字と記号の混在という、翻訳アプリ泣かせのフォーマットです。
比較ポイント | Google翻訳 | Papago | TabiReco |
|---|---|---|---|
商品名の翻訳 | ✕ 途中で認識が途切れる | △ 長いと抜け・誤訳あり | ◎ 全商品をリスト化 |
割引額の反映 | ✕ 割引前の金額と混同 | △ 表示はするが整理されない | ◎ 割引後の実支払額で記録 |
後から見返せるか | ✕ 保存機能なし | ✕ 履歴が残りにくい | ◎ アプリ内に自動保存 |
ここで大きく差が出ます。Google翻訳はレシートが長くなると途中で読み取りが止まったり、行がずれて金額と商品名が合わなくなるケースが頻発。Papagoも善戦しますが、「1+1(ワンプラスワン=2つ買うと1つ無料)」「증정(おまけ付き)」「할인(割引)」といった韓国レシート特有の表記には対応しきれません。
実際に筆者がオリーブヤングの14品目レシートでGoogle翻訳を試したところ、8行目以降の認識が崩れ、最終的な合計金額と内訳が一致しませんでした。
TabiRecoはレシート特化のAI解析なので、長文レシートでも商品ごとにきれいに分割。「あのとき買った美容液、COSRXのなんて名前だっけ?いくらだったっけ?」問題を根本から解決してくれます。帰国後に同じものを日本のコスメ通販で探すときにも役立ちます。
ちなみにオリーブヤングのレシートの読み方については、韓国レシートの読み方ガイドでも詳しく解説しているので、あわせて参考にしてみてください。
飲食店レシート(税・サービス料あり)
江南や梨泰院(이태원)の焼肉店・高級カフェでもらうレシートには、商品名だけでなくVAT(부가세=付加価値税、10%)やサービス料の記載があります。韓国の飲食店では税込み価格で表示している場合と税抜き表示の場合が混在しているため、レシートを見ても「結局いくら払ったのか」がわかりにくいことがあります。
比較ポイント | Google翻訳 | Papago | TabiReco |
|---|---|---|---|
税・サービス料の識別 | ✕ 料理名と混同 | △ 翻訳はするが区別なし | ◎ 税・サービス料を自動分離 |
合計金額の把握 | △ | ○ | ◎ 円換算済みで表示 |
カテゴリ分類 | ✕ なし | ✕ なし | ◎ 「グルメ」に自動分類 |
飲食店レシートで地味にストレスなのが、「合計これ、税込み?税抜き?」「봉사료(サービス料)ってチップのこと?別途払う必要がある?」という疑問。翻訳アプリは文字を訳すだけなのでこの疑問は解消しませんが、TabiRecoは費目を分離して表示するので構造ごと理解できます。
ちなみに韓国のレストランでは봉사료(サービス料)がレシートに含まれていれば追加チップは不要です。こういった現地の慣習も把握しておくと安心ですね。
Google翻訳・Papagoの限界
誤解のないようにお伝えすると、Google翻訳もPapagoも素晴らしいアプリです。東大門(동대문)の看板を読んだり、食堂のメニューを確認したりするには欠かせません。ただし「レシートの翻訳・管理」という用途に限ると、構造的な限界があるのも事実です。
翻訳はできるが「記録」ができない
Google翻訳もPapagoも、その場で翻訳結果を見せてくれるツール。翻訳結果を保存・整理する機能は基本的にありません。旅行中に「あとで見返そう」と思ってスクリーンショットを撮っても、帰国後にはカメラロールの大量の写真・動画に埋もれて見つからない…というのがリアルなあるあるです。
「韓国旅行5日間で写真が1,000枚超えた」という方なら、この感覚に共感していただけるはずです。
ウォン→円換算が手動
翻訳アプリが教えてくれるのは「韓国語→日本語」の変換だけ。「₩48,000って日本円でいくら?」は自分で電卓を叩くか、別の為替アプリを開く必要があります。2026年現在の目安レートは1ウォン≒0.11円前後ですが、レートは日々変動するため「旅行当日のレートでいくらだったか」を後から調べるのはひと手間かかります。旅行中にアプリを何個も行き来するのは、意外とストレスですよね。
旅行後に振り返れない
翻訳アプリには「旅行全体でいくら使った?」を集計する機能がありません。InstagramやXで旅の振り返り投稿をしたいとき、「交通費にいくら、コスメにいくら、ごはんにいくら…」を自力で計算するのはかなり大変です。結局あいまいな金額を書くか、投稿自体を諦めてしまう人も多いのではないでしょうか。
「5日間で総額◯万円!カテゴリ別内訳はこちら」という投稿は読者からの反応も高いのですが、それを実現するには記録の積み重ねが必要です。実際にTabiRecoで費用を記録しながら旅行した場合のリアルな内訳については、韓国旅行の費用記録・実例レポートも参考にしてみてください。
TabiRecoだけができること
TabiRecoは翻訳アプリの代わりではなく、「翻訳アプリではカバーできない領域」を担うツールです。具体的に何が違うのか、3つのポイントで解説します。
翻訳+円換算+記録が1ステップ
レシートをカメラで撮影するだけで、以下が同時に完了します。
- 商品名をAIが日本語に翻訳
- 撮影時点のレートでウォン→日本円に自動換算
- 日時・店舗名とともにアプリ内に自動保存
「翻訳アプリ→電卓アプリ→メモアプリ」と3つのアプリを行き来していた作業が、シャッター1回で終わるイメージです。屋台で買ったホットク(호떡)のレシートも、オリーブヤングの爆買いレシートも、同じワンアクションで記録できます。旅行中は観光とグルメに集中したいですよね。
カテゴリ別集計で「何に使ったか」が一目瞭然
TabiRecoはレシートの内容からAIが自動でカテゴリを判定します。
- コスメ・美容(オリーブヤング・아리따움=アリタウム・innisfree など)
- グルメ(카페=カフェ・식당=食堂・포장마차=屋台など)
- 交通(T-moneyチャージ・택시=タクシー・지하철=地下鉄など)
- ショッピング(服・雑貨・お土産)
- コンビニ(CU・GS25・세븐일레븐=セブンイレブン)
旅行が終わったあと「オリーブヤングだけで3万円使ってた…!」「聖水洞(성수동)のカフェ巡りでカフェ代が意外とかさんでる」など、自分のお金の使い方がビジュアルで把握できるのが大きなメリット。次の旅行の予算計画にもそのまま活かせます。
旅行全体のレポートを自動生成
TabiRecoの真骨頂がこの機能。旅行期間中に記録したレシートをもとに、AIが旅行全体のサマリーレポートを自動で作成してくれます。
- 総支出額(ウォン・日本円)
- カテゴリ別の内訳グラフ
- 日別の支出推移
- よく行ったエリア・リピートしたお店
このレポートがあれば、Instagramの旅行まとめ投稿やXのレポスレも具体的な数字入りで書けるので、「いいね」もつきやすくなるはず。友達に「韓国旅行4泊5日でいくら持っていけばいい?」と聞かれたとき、レポートを見せるだけで「コスメ多めなら15万円は見ておいて」と具体的に答えられるのも便利です。
韓国旅行中のレシート管理、TabiReco に任せてみませんか?
撮るだけでハングルを翻訳・円換算・記録してくれます。
まとめ:用途別おすすめ
最後に、3つのツールの使い分けを整理しておきます。
用途 | おすすめツール |
|---|---|
看板・メニューをその場で読みたい | Papago(カメラ翻訳の精度が高い) |
長文テキストを翻訳したい | Google翻訳(テキスト入力での汎用性が◎) |
レシートを翻訳+記録+円換算したい | TabiReco(レシート管理に特化) |
旅行後に支出を振り返りたい | TabiReco(自動レポート生成) |
SNSで旅行記録を発信したい | TabiReco(数字入りの振り返りが簡単) |
結論としては、Google翻訳やPapagoは「旅行中のリアルタイム翻訳」、TabiRecoは「レシートの翻訳・記録・振り返り」と、役割がまったく違います。どれかひとつに絞る必要はなく、3つを目的に応じて併用するのがベストです。
実際、筆者は現地では看板読みにPapago・その場の長文翻訳にGoogle翻訳を使いつつ、レシートを受け取ったらその場でTabiRecoに撮影→記録、というルーティンを定着させています。これが一番ストレスフリーでした。
ただし、レシートに関しては翻訳アプリだけだと「翻訳したけど記録が残らない」「後から見返したいのに写真が見つからない」という落とし穴にハマりがち。2026年の韓国旅行では、レシート管理だけはTabiRecoに任せて、旅行中も旅行後もストレスフリーに過ごしましょう。


